こけしの由来

江戸時代末期(1804~1830年)に、お椀やお盆を作る職人「木地師(きじし)」が温泉地のおみやげ玩具として作ったことが、こけしの始まりといわれています。

また、以下のような記録から、こけしは地方によっては「子宝を授かること」や「子供の健康な成長」を願って縁起物として作られた、とも考えられています。

ちなみに、近年ではこけしは「子消し」「子化身」を語源としている説もあり、堕胎や間引きされた子供の慰霊をするためのものと考える人もいます。しかし、その説を裏付けるような文献は見つかっていないため、その信ぴょう性は低いと考えられています。