瓢箪は、日本ではすでに縄文時代に存在していたことがわかっています。福井県三方上中郡若狭町の鳥浜貝塚は、縄文時代に人が住んでいたとされている遺跡です。この遺跡で瓢箪の種が数多く見つかっています。 注目すべき点は、瓢箪は明らかに栽培されていたと考えられる点です。鳥浜貝塚の周辺では、瓢箪の種は見つかっていません。遺跡の中だけにたくさんの瓢箪の種が見つかっていることから、栽培されたと考えられています。